現在オークランドのフィットネスジムでトレーナーをしている私ですが、5年前までパスポートすら持ってませんでした。
英語は大学入って半年ほど経った19歳のときに、初めて話すためのものとして勉強を始めたのがすべてのはじまりです。
学部は体育だったので、授業はスポーツ科学や健康増進のことをやり、英語は空き時間に独学。
じゃあ英語の勉強さえしてれば海外で働けるようになるのか?
そんなことはありません。他にも沢山やるべきことはある。
今回は私が意識して学生時代にしていたことをまとめます。
交換留学
そもそも英語の勉強を始めた目的は、交換留学をするため。
英語圏で生き延びていけるようにするのが英語の勉強の目的でした。
大学の交換留学制度を利用して2学期間、英語にどっぷり使って刺激的な毎日を過ごしていくうちに、海外で働きたいって思うようになったんです。
おそらくこの1年間で、500人以上と知り合ってます。高齢者などとも交流があったので、全部で300人はフェイスブックの友達増えたんじゃないかな。すごい勢いで交流にエネルギーを注いでました。
ストレスはかなりかけていた。
自分のconfort zone(自分が慣れてて楽だなあと思う範囲)を毎日のように飛び越えて行くのは簡単ではなかったけど、限られた時間で少しでも多くのことを感じて帰りたいという思いで必死でした。
何かを形にしようと、ボランティアに参加しまくったり、スポーツ大会に参加したり、がむしゃら。なんでもやろうと思ってた。
友達作り
先程述べたように、オーストラリアにいた時は500人以上と知り合って、その中には今でも連絡をとりあう仲の友達になった人たちもかなりいます。
留学が終わったらおしまいではなく、つくばに戻ってきてからもオーストラリアの留学生を見つけ出してよく遊んでました。
当時仲良くなった人たちとは今も電話やラインで連絡とりあっていて、会う約束をしたりしてます。
友達作りに関してはかなり積極的でした。留学生のために、体育の人たちと留学生混ぜて飲み会を開催してみたり。
人と話せる英語が話せるようになりたいんだから、人と話さないとって思ってた。
インターンシップ
大学院にいた時はニュージーランドに1ヶ月インターンをしました。
海外で働きたいんだから、海外で実際働いてみないことには動き出せないと思ったからです。
20社くらいに申し込んで、3社オッケーが出たので、そのうちの1社、高齢者の運動プログラムをやってるジムにお世話になりました。
ここが私の分岐点だったと思う。
これがきっと将来私の仕事になるなと思った。
帰ってからは、自分が卒業するまでに何をしなきゃいけないのかがハッキリ分かった。
帰国してすぐ近くのフィットネスジムでバイトを始め、ニュージーランドで必須のパーソナルトレーナーの資格の勉強も始めました。
この経験があったからこそ面接までこぎつけたので、あの時インターンに行ってなかったら今の職につけてないです。
英語で生活する練習
英語圏での生活は全部英語。
テレビも新聞もポスターも映画も提出書類も大事名書類も仕事もトレーニングも。
だから家の中では英語しか使わないことにしました。
ユーチューブ見るのにしても、テレビも英語の副音声。大学で習ったことは英語でネットで調べてみる。
興味のあることは全部英語で調べた。
英語で生きることへの抗体はこれでつけたと思ってます。別に英語圏に住まなきゃ慣れられない訳じゃない。
家の中に自分の住みたい国をつくること。
そんなイメージでやってました。
情報網を広げる
自分の住んでる国の外のことだから情報が得られないなんて諦めてちゃいけません。
インターネットを使えばある程度のことは情報収集できます。
私はフェイスブックでトレーナーの人やジムをフォローしたり、ツイッターを始めてニュージーランドに住んでる日本人を見つけて話しかけたりしてました。
藁をもすがる思いでとはこのこと。
インターンで自分の生きたい世界を見てしまった以上、それ以外の何もしたくなかった。廻り道なんてしてらんないと思ってました。
まとめ
意識してやっていたことは以上ですが、他にも無意識のうちにやっていたことはあると思います。
やらなきゃいけないことがやりたいことに変わった途端、そのための準備なんて苦なんかじゃなくなりました。
好きこそものの上手なれ。
時間は限られてるんじゃなくて、自分でいつまでに達成したいというゴールを立てて、時間を限るんです。
そしたらそれまでに何が必要か見えてくる。
学生に限らず、今自分がやってることにもやもやしてる全ての人にこのメッセージが届きますように!