前編に引き続き後編は、オーストラリア留学中に英語力がグーンと上がってバイトまでできちゃった英語勉強法です。
当初の英語力
あれだけ一生懸命英語漬けの生活をしたにもかかわらず、オーストラリアについた当初の私の英語力は
「ハロー、アイムMIKIKO、アイムフロムトーキョー」
とても働けるようなレベルではなく、友達を作るので精一杯でした。見慣れない白人さん達と話すと緊張しちゃってさらに壊れた英語で話し始める。
そんな私でも他と分かり合えたこと、それがスポーツとお酒です
スポーツ
寮に住んでたので、大学の寮対抗戦みたいなのに参加してました。
サッカーやったり、テニスやったり、バスケやったり、ボート漕いだり。
運動神経だけが取り柄だったので、何をやってもとりあえず人以上に出来る。
テニスとバスケに関しては専門種目としてやってたので、チームメイトから重宝されました。
英語はよくできなかったけど、ポイント源ではあったので、メンバーからハブられることもなくチームから大事にしてもらえた時に「友達作るのに言葉なんていらないじゃん」と思いました。
コートの上で使える英語や、チームを励ます時に使える英語などは、他の人が話しているのを聞いて覚えました。
スポーツ専攻の私にとって、一番使える英語を習えたのはこの経験。
Go for it(がんばれ)だけじゃ試合は成り立たないんです。
そもそもGo for itなんて実際そんなに使われない言葉なんです。知ってた?
お酒
九州の血が通ってることもあってか、当時の私はやたらと強かったんです。
日本人(アジア人)は酒に弱い人が多いという印象が強いようで「やたら飲める日本人、しかも女の子がいるぞ」ということで、飲み会に誘われまくりました。
笑い上戸でもあるので、場が盛り上がるということもあり、気に入られた。
この飲みの席でネイティブの人たちが使う英語がすんごいんです。
スラング、下ネタ、ジョークの嵐。
いつも大抵同じようなメンバーだったんですが、2回目に参加した時に習った英語が「谷間」と「熟女」でした。ちなみにそのメンバーの友達だったのがヒゲ氏。
結構日常会話に出てくる言葉なので、実際すごく役に立った(笑)
喋るスピードも早いし、お酒が回ってくるとさらに理解が追いつかないのですが、それでも会話についていくように必死に集中してました。
のちに会話なんてわかんなくても会話についてけるようになった。
どうやってるのか今でもわかんないんですが、フィットネスジムで働いてる今も、20%しか会話の内容がわからなくても会話を続けることができます。
きっとこの時に培った能力なんだと思う。
毎週のようにこの訓練をしていると、たった半年でネイティブと会話をしたりご飯に行ったりすることに億劫になることもなくなったし、聞き取れなかった時もうまく対応できるようになりました。
英語で夢も見るようになった。英語を勉強する人からバイリンガルになったんです。
友達の性格にもよる
お酒は飲まなくても友達はできます。場にうまく溶け込める人であれば誰でも歓迎される。
ただ、飲めると武器になる。
ニュージーランドに来てからも、ヒゲの友達に私が体育会で培った飲み能力を見せると、すんごい気に入ってくれます。
次の日に仕事の同僚に私のことを話してくれたりするほど。
でも、そういう人たちは、そういう感じの人たちです。
私にとってはリズムが合う人たちですが、多くの人にとっては苦手なタイプだったりもします。
でもここでは私の例なので、私のベストのやり方を紹介してます。前編でも述べたように、自分のベストの上達法を探さないといけない。
ただ、ニュージーランドとオーストラリア(特にクイーンズランド)は飲めるだけでかなり友達の対応が変わってきます笑
英語の教科書には絶対載らない上達法の紹介でした。