生粋の体育会女子がニュージーランドに住む話

生粋の体育会系女子がニュージーランドに住む話

20歳までスポーツしかしてこなかったド体育会系女子がニュージーランドに渡り視野を広げる話。

生粋の体育会系女子が

ニュージーランドに住む話

〜どうせ国際恋愛とかもしちゃってんでしょ〜

人種差別を知らぬまま「人種差別はいけない」と言い、肌の色をネタにする文化

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日本とオーストラリアとニュージーランドで、私の生き方はかなり異なります。

 

3つの別の生き方をしてみて、日本って人種差別についての感覚がズレてるなと思ったことがあるので、まとめます。

 

3つの国、3つの立場

日本にいた時は、私はマジョリティーであるアジア人であり日本人だったので、何不自由なく暮らすことができました。

 

オーストラリアでは、アジア人であるということがちょっと不利だった。

しかも、私がいたクイーンズランドでは思ってることをハッキリ言うことが多く、日本みたいにウチの人間には優しいけどソトの人間には厳しいという文化がありました。なので人によっては「なんだこのアジア人!」なんて言ってくることも。

マイノリティーであることを感じざるを得ない出来事が多々ありました。

 

ニュージーランドに来てからは、アジア人であることに劣等感を感じることはそんなにありません。

白人の友人やヒゲとバーに行ったりして遊んでいると周りにアジア人を見かけることが少なかったり、アジア系のレストランに行くと他の人種を見ないこととかがあるので、文化の違いから人種や民族同士の溝(境界線)みたいなのは感じられますが、普段の生活に支障がでるほどギスギスしてるわけではありません。

 

オーストラリアに住んだ時に、生まれて初めてマジョリティーからマイノリティーとして生きることを体験して、「大変なんだなあ、これが続くの嫌だなあ」と思ってました。

 

日本に帰国したときに安心したんです。

マジョリティーでいることは何不自由なくて楽だった。

 
帰国してから感じる日本の不自然さ

一度マイノリティーの感覚を味わうと、日本に帰ってからもその人たちの立場のことを考えることが増えました。

 

大学に沢山いる留学生が日本人からどう扱われてるのか。

テレビでの笑いのとりかた。

ハーフの人たちの扱われ方。

いじめの対象になる人のこと。

 

そういう視点に触れて3年がたち、ニュージーランドに住むようになると、「あの時のあれっておかしかったんじゃない?」と思うことがたくさんあります。

 

留学生の扱い

肌の色が違うと、まず100%ソトの人として扱われます。

 

見た目でその人の日本語力だったり日本の文化の理解力を見極められる。

だから、グループ行動の中でちょっと日本のやり方と違うことをしても許されるんです。理解はされないけど、まあ仕方ないか、って感じの扱いをされる。

 

これが、中国韓国などの東アジア系となると、50%ソトの人。見た目が日本人とほぼ同じなので日本の常識が適応されるんです。

 

ちょっと理解できない発想をしたり行動をすると、責められる。注意される。日本にいるんだから日本のやり方をしてくださいと言われる。

 

そんな肌の色による周囲の対応の違いを見てきました。

 

特に私のいた研究室ではそれが酷くて、見ていて東アジア系の留学生がかわいそうで辛かったです。

 

私は留学生の味方についてはいたんですが、当時の私にはすでに海外在住経験があったので外国人扱いされており、なんの助けにもならなかった。

 

笑いのとり方

日本人でも肌が黒いことで有名な芸能人とかいるじゃないですか。

お笑い芸人も体のことで笑いをとったり。

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これ、日本の外でやったら観客が「えっ、これテレビで流したら問題じゃない?」と息を飲むようなことです。

 

筑波で留学生と日本人で飲んでいた時のこと、共通点があったら指を折っていくっていうシンプルなゲームを始めようってなったことがあります。

その時に、英語話せない日本人男性が「じゃあ肌の色が黒い人!」ってニヤニヤしながら発言したのを聞いてゾッとしました。

私と留学生たちは顔を見合わせることしかできなかった。

 

他の人と肌の色が違うことをネタにしてはいけない。そんなことは面白くもないんです。

 

この話をニュージーランドで友達に話したら、言葉を失ってました。

 

ちょっとしてから「未だにそういうこと言う人っているんだ...。」と。

 

ハーフの人たち

日本人×他の人種のハーフの人たちって、日本人扱いされないんですよね、不思議です。

 

2015年にミスユニバースの日本代表だった宮本エリアナさんなんて、恥さらしとか、生粋の日本人を選ぶべきだとか世間から言われてた。

 

これが日本人×東アジア系のハーフだったらあんまり叩かれないと思うんです。肌の色が日本人と同じだから。

 

こういうことを公の場で言う人が多くいることってすごく残念だと思います。

ウチとソトの区切りをつけなきゃ気が済まないことも残念だし、その区切りを肌の色でつけてることがもっと残念。

 

いじめの対象

小学校の時に、同級生にフィリピンと日本人のハーフの子がいたんですが、いじめられてました。

肌が黒いことをバカにされてた。

当時、彼に何もしてあげなかった私はいじめっ子と同罪だと思います。

今なら止めたのになあ。

 

高校の時、同級生にイギリスと日本人のハーフの子がいました。いじめられてなかった。

むしろ鼻が高いことを羨ましがられてた。

 

肌の色がいじめやからかいの対象になってしまうのは、小学校の時には始まってるんです。大人が注意しない。

 

 

まとめ

日本から出たことがなかった頃には気づかなかった不思議なことたち。

日本にどれだけ留学生が増えたって、東京オリンピックが来たって、自分たちが無意識に人種差別をしてるということに気づく人が増えない限り、日本が多民族国家になることはないだろうなあと思います。

 

肌の色が違う人に関して日本人の多くの人は厳しいんだ。