ここしばらくブログがあいてしまいました...。
その間にしていたこと、それは、パーソナルトレーナーに移行する準備です。
無事、3月頃にパーソナルトレーナーのお仕事をいただけることになったので、今日は、そのプロセスで感じたこと、新たに知ったことをまとめます。
今日のキーワードは個人プレー・紹介・学歴
パーソナルトレーナーは個人のビジネス
フィットネス業界外の方からしたら意外かもしれませんが、日本でパーソナルトレーナーになることは、会社の社員になることと同じです。
会社のもとで求められることをやって、毎月の給料をもらう。
ライザップなんていうのはその典型で、トレーナーを雇ったら、その会社が教育してそのやり方でパーソナル指導をするようなかたちなはずです。
ニュージーランドでパーソナルトレーナーになるというのは全然違います。
自分でビジネスを立ち上げるのと一緒。
つまり、完全に個人プレー。個人の事業です。
会社員という名目ではなく、contractor (契約?請負?)という名目の元、働きます。
客は自分で呼んで、自分で働きたいだけスケジュール組む。
働いた分だけお金が入ってくるので、有給はありません。
客がいなければ給料もありません。
芸能人の働き方みたいなイメージ。
大元の事務所の屋根の下にいるけど、金は自分でとってくる。
売れないと貧乏になる。
ニュージーランドでは結構こういう働き方があって、家を売ったりする不動産の人たちなんかはこのcontractorです。
会社の方針とかは特に押し付けられず、自分の好きなようにやっていいんです。
その代わり、自分というブランドを作ることが求められます。
コネで探す。コネを探す。
本当は今働いてる支店でパーソナルトレーナーしたかったんですが、しばらく空きがでなさそうなので、本店で働くことになりました。
今働いてるところは、昨年5月にパーソナルトレーナーとして申し込んだら「あなたインストラクターやらない?」って言われて、そのまま紹介で入ったところ。
詳しい話はこちらで。
そして兼任しているのが同じジムの受付です。
こちらも人探してるって情報をみつけてすぐマネージャーに話して、紹介でやらしてもらった仕事です。
そしてそして今回、パーソナルトレーナーをさせてもらえる本店に私を紹介してくれたのが、私の直属じゃないけれど、同じ支店で働いてるマネージャー。
今まで全部、紹介で仕事もらってるんです。
もちろん面接などはそこに入ってくるんですが、CV(履歴書)出すのなんて採用が決まってから。
受け身で紹介ではなく、「いい機会なーいー?」って自分で聞きに行っての紹介なんですが、いろんな人に私が何をやりたいのか知ってもらうってことは、こういうときに役立つんだなあと改めて学びました。
次の職場は今の支店と比べてサイズが2、3倍になるので、またスタッフに話しかけてコネを広げる機会が増えるといいな〜なんて思ってます。
学歴はいらない
ジムって不思議なところで、学歴がなくても活躍できるんです。
もちろんあって損ではないけれど、必須ではない。
人間性を見られるから。
人と人とのやりとりが基本の職業。
頭良くても絡みにくい人は、スタッフとしても仕事しにくいし、トレーナーとしても顧客との信頼関係が築けません。
高卒なんて人たちもたくさんいます。
どの大学でて何勉強したかよりも、何ができるかが何より大事なんです。
学校での成績なんかもいらない。
そんなのより、 いい仕事ができるかの方が大事。
さっきも言いましたが、今回パーソナルトレーナーの採用試験みたいなのをやった時は、履歴書は採用後の提出だったし、学歴のことも一切聞かれなかった。
試験の内容も「30分のパーソナルトレーニングをマネージャーにやる」
そこで完璧である必要はないんですが、人間性と技術を見るテストでした。
日本でいい大学でた人によくいるみたいに「私〇〇大卒でぇ〜」って感じすぐ学歴の話をしようとするとまず嫌われる。
そんな雰囲気なので、間違ってもそういう態度はしちゃいけないです。
かといって、解剖学、栄養学、運動学、心理学、生物学の知識は必須になってくるので、勉強はしなければ生きていけない分野なのは忘れてはいけません。
これらの知識がなければいい仕事なんてもちろんできない。
そういう意味で、あって損ではない。それがこの分野でいう学歴です。
試験の結果
褒められました。(ホッ)
知識や観察能力はスタートレベル以上だと。
ただ、やっぱりまだプログラムの面白みであったり、人への情報伝達に関して完璧ではない部分もあるので、そういう部分の指摘もしてもらいました。
経験を積んでいけばそこらへんは大丈夫と言われましたが、勉強はずっと続けないとなあ。
ニュージーランド生活1年目も終盤で、やっと本当にやりたかったことに手が伸びました。
今後はプロのプロになります。もう、プロプロのプロ。
そして、実技試験の後に体力テストがあったんですが、吐きかけながらの突破だったので、体力ももちょっとあげたい。
最後に
結局、パーソナルトレーナーに限らず、どの仕事においても言えるような知識だったような気がします。
仕事できることをアピールしないと蹴られる。運良く受かっても仕事できないと葬られる。実力社会な味が濃いイメージです。
そうそう、オークランド在住でパーソナル受けてみたいって方はご連絡ください。
運動初心者、ジム初体験、脂肪燃焼、シェイプアップ、体重にこだわらない身体づくり、姿勢改善、肩こり、腰痛、O脚などなど、女性に限らずやっていくつもりです。
3月開始予定。
グッドラック私。