6年前、19歳の今頃、私は英語の勉強を独学でし始めて、初めてのTOEFLを受けようとしていたころです。
英語の勉強法もわからないまま、とにかく英語漬けになればいいと思っていたころ。毎日6時間は勉強していたかなあ。
プラス、テレビは英語、スピーカーから流すものも英語のなにかでした。
大学受験と同様のやり方でテキストを参考に勉強しまくってしまくって、返ってきたTOEFLの点数は36点でした。
TOEICでいったら400点に満たないほど。
泣いた。
鼓動が1回スキップするのを感じました。
その後1週間こんなかんじ。
受験勉強の英語じゃダメなんだって気づきました。
あれから6年、ニュージーランドでパーソナルトレーナーになろうとしてる。人生って不思議ですね〜。今から6年後はエジプトでピラミッドでも作ってるんじゃないでしょうか。
今日は、そんな大学受験脳だった私を振り返り、「あの時のあれ、今に生きてるなあ」と思うものをまとめます。
けっこう現場で働きたいタイプの人に合うやり方だと思います。
人それぞれあるので、参考までにしてください。
①イギリスに弾丸ひとり旅した
これは以前別の記事でも書いた気がしますが、英語を使うために勉強していなかった私は、英語の使い方がわかんなかった。
なので英語を使ってる国に1週間バックパックで行ったんです。
衝撃でした。
英語が使われてた。
みんな英語で会話してた。
看板も英語だった。
電車の広告も英語だった。
人と人が英語で世間話してた。
教科書読み上げてる人なんていなかったんです。
帰国してから、教科書は本棚にしまいました。それ以来、友達にあげるまで開かなかった。
②Youtubeを見まくった
使われてる英語を聞こう!って言ったって、何に手をつけたらいいか分かんなかった。
なので、とりあえずオーディオブック(読み聞かせ)を1日、寝るときもひたすら流してました。
でもあんまり効果なかった。
当時は気づかなかったけど、内容に興味ないとただの音楽になっちゃうんですね。
数年後、トレーナーになるためにやったことはかなり為になりました。
それがこちら。
15-Minute Beginner's At-Home Cardio Workout | Class FitSugar
運動指導の動画って、ゆっくりはっきり喋るし、字幕も出てくること多いんですね。
ひたすら同じフレーズのところをリピートしたり、書き出したり、シャドーイングしました。
言い回しだったりするのがね、頭じゃなくて口が覚えてくれないと、とっさに出てこないんです。
私は運動指導がしたいと思ってたので、これは本当に役に立った。
過去形じゃなくて、今でもやったほうがいいなと思うくらい、しばらくビデオ学習にお世話になれます。
BBCのドキュメンタリー見たりするのもいいよね。
ポイントは
ネイティブがネイティブ向けにゆっくり喋ってるのを聞くこと
えいごであそぼ的な教育番組みたことありますか?
(an Aです、正確には←)
あれは、ネイティブが非ネイティブに話す英語。
不自然なまでにゆっくりで、不自然なまでにはっきりなんです。
指導の動画やドキュメンタリーの英語は不自然じゃない程度の速さ。
日常生活にも出てくる速さということです。
ちなみに、えいごであそぼをより、セサミストリートを英語で見たほうがまだいい。
ネイティブがネイティブ向けに話す英語。
③新聞記事を読んだ
今はネットで新聞が読める時代。
興味がある記事を引っ張ってきて、読んだり単語を調べたりしました。
日常会話には出て来ないようなちょっと硬い英語ですが、普段ニュースを見たり、仕事の話をする時にはたくさん出てくる単語たちです。
全部覚えなくていい。
聞いたことある、とか、ニュアンスだけなら分かる、くらいでいい。
それができるだけで会話の中で迷子になることが減ります。
私もまだそういう難易度高めの単語をアウトプット(発する)はできないけど、インプット(理解する)ことならできるようになってきました。
政治の話とか、特にニュースには毎日出てくるので、知ってて損はないです。
辞任する、皇位継承する、証人喚問する、抗議する、などなど、言い方は1つではないキーフレーズがたくさんあります。
まとめ
3月の36点のショックから、7月の終わりにやったTOEFLテストでは77点でした。
TOEICでいうと750点くらいだそうです。
もちろん、上に述べたことだけやったわけじゃないですが、今思い返してみて「日常生活にも役に立つ勉強方法だったな〜」と思うことです。
何度も言いますが、自分のやり方を探すのが一番。
私がハマったのは、ネイティブが聞いている英語を私も聞くこと。
学び方としては、赤ちゃんの学び方に近いと思います。
ひたすら耳に入れる。真似をする。使ってみる。間違ってみる。
私がやったことをやれば伸びる人もいるだろうし、逆に迷子になる人もいると思います。
参考までに、ね。
どういう英語をどういう場面でつかえるようになりたいのか、そういうところから優先順位を決めていけばいいと思います。