オークランドのLes Millsでパーソナルトレーナーと受付嬢をしているMikikoです。
今日は海外で働くためには必要な準備の話。
分野問わずに確実に就活を有利にするインターンシップの話です。
かなり実践的で使える情報なので、海外で働きたいな〜と思っている人は、ぜひ海外でのインターンシップを検討してください。
▼なぜインターンシップを進めるのか
まずは私の経験談。
私は
大学時代に日本で大手広告企業に1度、
オーストラリアに交換留学中に1度、
大学院時代にニュージーランドで1度、
計3回インターンしてます。
インターン終了後には3回とも「卒業したら(就活する時)僕たちに声かけてよ」って言われました。
オーストラリアやニュージーランドで働く現地の友達も、インターンシップからそのまま就職パターンはすごくよく聞く。
オーストラリアでのインターン経験がニュージーランドで有利になった、なんて例も聞きます。
企業側からも話を聞いたことがありますが、知らない人雇うよりリスクも労力も少ないんだそうです。
なぜ私がインターンシップを進めるか?
- そのまま仕事に直結する
- 直結しなかったとしても、その国で職場経験がありますという証明ができる
- 直結しなかったとしても、インターン先の上司の名前をreferee(サポーター)として履歴書に書ける
▼大学時代から準備をしておくのが吉
インターンシップするとき、できれば、インターン募集!みたいな広告が出てないやつがいいです。
個人的に申し込むのが効果的。
日本で最近増えてきているインターン争奪戦。
これだと普通の就活と同じで、募集が始まった瞬間人があつまり、他のインターン生の応募に埋もれます。
なので、インターンシップをしていないところに大学の名前を借りて応募するんです。
玄関が混んでるから裏門から入れってやつですね。
ちなみに大学の名前を借りるというのは、「ヘーイ、俺、筑波だぜ、ヘーイ」っていうんじゃなくて、「大学の授業にインターンシップというのがありまして、これを機にぜひ御社に...」っていう意味です。
大学にはインターンシップって授業があるはず。
インターン終了後にレポート書いたりするのが面倒ですが、これは裏門から入れる絶好のチャンスなので見逃したらいけません。
私は3回やったインターンシップ、全部この方法でした。
詰めて申し込みまくれば2週間くらいで決まる。
日本の広告企業のやつは筑波大学体育専門学群2−3年次にとる「インターンシップ」という授業。
オーストラリアのやつはクイーンズランド大学のHuman Movement Studiesにあった「Internship in Sports Industry」だったかな?ブリスベンのジムにいれてもらった。
ニュージーランドのやつは筑波大学院共通科目の「国際インターンシップ」という授業でYMCAのジムに1ヶ月いれてもらいました。
3つ目に関しては、海外活動支援金みたいなかんじで、活動資金までいただいてました。恐れ多い!!
▼なぜ大学の授業で行くと有利なのか
理由はずばり、この2つ。
- refereeに有力な人の名前を入れられる
- 無償でできる
refereeに有力な人の名前を入れられる
海外のインターンする際に履歴書に必要なのが、refereeという「応募をサポートしてくれる人」
その国の中にいる人であると国内でもコネクションを築いてる人ってことで印象がよくなるんですが、大学の授業で行くとその授業の先生の名前を書けます。
留学中でコネクションもほとんどない中、こうやって書ける人ができるのはデカい。
しかも大学によっては履歴書書くのをサポートしてくれるデスクや団体があるので、それも利用できるとなお良し!
無償でできる
ただでさえ面倒臭いインターン生のお世話。
それでお金も出してくださいなんて、とんだ才能の持ち主でない限り鬱陶しい以外の何者でもないんですよね。
大学のインターンシップで行くと「無償で!ただ体験がしたいんです!」って部分をかなり強調できます。
そうすると受け入れ側も緩まった対応をしてくれるんです。
ブリスベンにいた当時は、英語もボロッボロだったんで「こんな人間欲しい奴いるんかいな」と思いながら申し込んでたんですが、驚くぐらいサラッと「うちおいでや〜」って人が見つかったのです。
(ほんとに軽くOKもらった)
▼まとめ
以上のように、インターンシップに行くのはメリットだらけ!!
大学にもよると思うので、今大学生や高校生という人はぜひこういう授業を見つけて欲しいですね。
そしてそして、交換留学を検討している人は、特にインターンシップの授業をとるチャンス!
今は日本に戻って働く気かもしれないけど、コネクションはあって損ではないし、日本に帰って来てからも履歴書で海外インターン経験が重荷になることはないはずです。
前もって準備もしないで、いきなり海外に行って「よっしゃー仕事探すでー!」なんてのは、成功するなら理想ですけど、現実はもっと厳しいです。
チャンスはみんなに平等にあります。
掴むか見逃すかは自分の準備次第。