英語を話している時に性格が変わる
これは、5年前オーストラリアに交換留学していた時に気づいたことなんですが、久々に同僚とそういう話題になり、「そういえば」と思い出したので記事にしてみました。
▼言語で変わる性格
英語を話し始めて1年目でこの変化には気づいていました。
私、なんだか明るくなる。
日本にいた時からよく楽観的で根明だとは言われてましたが、根の根はどちらかというとシャイでまじめ。
- 知らない人に話しかける前には、一息ついてから。
- 敬語からタメ口に移行するのが苦手でずっと敬語。
- 目上の人とはハッキリ上下関係を保つ。
- 積極的に他人と話せるけど、家に帰ってから反動で動けなくなる。
- 学校の成績はよくないと嫌だ。
- やるからにはやり遂げたい。
などなど
この間、同僚に「私、日本ではこうだったんだよね〜」って言ったら
「嘘だよそれwシャイのかけらもないじゃんwww」
って言われました。
そう、私、英語で話してる時は知らない人に話しかけるの全然大丈夫なんです。
友達づくりも率先してできます。
ミーティング中に意見を言うのも平気。
考え事をしたりプランを作る時も、頭の中で日本語を喋りながら考えていると、まじめにコツコツやるような方向にいく。
英語で考えると、そんなのはなんだか遠回りな気がして、最小の努力で最短コースを突っ走りたいという考え方で進んでいく。
話す言葉が変わると性格が変わるのは、どうやら私だけではない様子。
そして、日本語 - 英語だけの違いでもないようです。
▼「英語はツール」では終わらない
よく言いますね、英語はツールだ!とか。
これは私は反対で、以前から、「英語をツールとして学習していたら上達なんかしない、つまんないもん」と言っています。
つまんないと上達しないじゃないですか。
そして、英語を話すようになってから友達を世界中に作ることができたという経験からも、「英語にはツール以上の意味がある」と考えています。
もし、これに「英語を話すことで自分の新しい側面が生まれる」というのが加わるのであれば、英語ってただの学校の学習科目じゃなくなると思うんですよね。
言葉を習うことは、
新たな自分を見つけること。
自分の可能性を広めること。
世界の見え方を変えること。
物の考え方を付け足すこと。
英語を話すことだけで性格が変わるというのもあるし、英語が話せれば地球の反対側に住む人たちともコミュニケーションが取れて新しい視野を学ぶことができる。
考えてみたら、英語喋り始めてからの視野の広がり方はすごかった。
地球が速く廻っているようだった。
それまでの生き方と全然ちがいました。
一年間の交換留学から帰ってきて「みきこなんか変わっちゃったな」って言ってきた人もいたんです。
当時はそれがちょっとショックだったりしたんですが、今考えてみたら、そりゃそうでしょうね、どうやら英語を喋るだけで性格が変わってしまうんですもん。
ちなみに、この記事書きながらヒゲに「ねぇ、日本語話す時に性格変わるなって気づいたことある?」って聞いたら、ケツかきむしりながら
って感じだったので、たぶん全員そうってわけじゃなさそうです笑