パスポートと航空券と最後の一歩を踏み出す勇気があれば海外就職はできる!というのは、よく聞くことだと思います。
できる、確かにできる。
ただし、それは「なんでもいいから海外で働きたい!」っていう人には100%当てはまることであって、「海外で〇〇の仕事に就きたい!」の人には当てはまらないこともあるんです。
▼なんでもいいからとにかく海外で働きたい人
つける仕事、たくさんあります。
カフェ、レストラン、清掃員、配達員、ドライバー、フルーツピッキングなどなど。
アメリカにはスペイン語しか話せない清掃員なんて当たり前のようにいるし、オーストラリアやニュージーランドにも英語を一切話すことなく仕事を終えられる仕事がたくさんあります。
ワーホリの人たちは特にこういう仕事を見つけて海外に住んで働くという経験をしていくことが多いように見えます。
その仕事してる人には誤解のあるような言い方かもしれないけど、「誰にもできる海外就職!」というのはこの範囲。今すぐできるって意味なのかな?
▼海外で〇〇したい人
自分には専門分野があって、それを海外でやりたいんだ!という人は、やる気だけじゃなくてリサーチ能力が必要。
知っておくべき項目は資格とビザ
資格
その国でその仕事をするのに必要な資格があるかもしれません。
短期学校の資格だったり、大学の学士や修士だったり。
例えば、私のようにニュージーランドでパーソナルトレーナーをする場合。
日本ではパーソナルトレーナーって資格がなくても大丈夫な場合があります。
国レベルでまだカッチリ決まってない。
健康運動指導士っていう資格があればいいけど、なかったら会社がサポートして取らせてくれるところとかある。
ニュージーランドでは、ニュージーランドのトレーナー学校を卒業したという証明が必要です。
私は健康増進学で修士を持っていても、その資格がないとトレーナーになることができなかった。日本でとれるトレーナー資格は読み替えできなかった。
せっかくワーホリでニュージーランドに来て、そこから資格が必要って気づくとなると、1年しかないワーホリ期間のうち最低4ヶ月は資格取るので埋まります。もったいない。
資格取るところまでどうするか考えないといけません。
なお、鍼灸師の資格は書き換えができるとか。
参考:だいきさんのブログ
分野によって異なるので一概には言えませんが、これは確実にリサーチしないといけないことです。
自分の行きたい国で同じ分野で働いてる人を見つけて情報収拾するのがいいですよ〜。
例えば、ニュージーランドでプログラマのはっしーさん
NZ MoyaSystem|ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ
ツイッターはそういう人を見つけるのに良いツールだと思います。
ビザ
そもそも強いビザがないとできない仕事もあるんです。
これは特例ですが、再びパーソナルトレーナーの例をだします。
ニュージーランドの場合、パーソナルトレーナーはフルタイムやパートタイムで雇ってくれるところはあまり見かけません。
よくあるのがcontractor
ジムから雇われるのではなく、そのジムと契約して場所だけ貸してもらう、という感じ。
ジムから給料が出ることはありません。
働いた分だけお金が入る、というシステム。
不動産もそんな感じのところが多い印象あります。他の職種もあるはず。
この種の職の問題は、会社からビザのサポートをしてもらえないこと。
なので、ワーホリで1年間することはできるけど、2年目がない。
よっぽど会社から求められてビザサポートするからフルタイムとして仕事続けてくれ!ってくらいでないと。そういう人聞いたことないですが。
私はヒゲのサポートでパートナーシップビザを持っているので、ここは問題なかったです。ラッキーだ。ありがたやありがたや。
この求人の傾向は国によって違うし、会社によっても違うので、実際その国の求人を見て傾向を見ないとわからないこと。
自分がやりたい職種は、行きたい国でどんな風に求人でてるのか、その国のサイトをリサーチしておくのがいいです。
ニュージーランドのはこちらのふたつ。
▼まとめ
できる仕事、できない仕事と書きましたが、できない仕事と呼ぶよりはできるけど申し込む前に必要なものがある仕事っていう感じですね。
できないことはない。できる。けど、すんなりはできない。うん。
というわけで、上記のように特殊な仕事もあるよーという記事でした!
職種を選ばなければ、航空券とワーホリビザさえあれば海外で仕事はできます!ここは絶対に曲がらないところ!うんうん!