生粋の体育会女子がニュージーランドに住む話

生粋の体育会系女子がニュージーランドに住む話

20歳までスポーツしかしてこなかったド体育会系女子がニュージーランドに渡り視野を広げる話。

生粋の体育会系女子が

ニュージーランドに住む話

〜どうせ国際恋愛とかもしちゃってんでしょ〜

やたら限界を超えさせたがるフィットネス業界

広告

間が空いてしまいました、こんにちは!
ニュージーランドでパーソナルトレーナーをしているMikikoです。

 

今日は、フィットネスの専門家である私が、フィットネスの専門家らしからぬことを言う回であります。

 

テーマとなる疑問は
「なんでそんなに頑張らないといかんの?」

f:id:fitfitnzlife:20190309071757p:plain

 

▼フィットネス産業の傾向

現在先進国を中心に爆発的に拡大しているフィットネス産業。ここ数年は特に傾向がおかしいと思うんです。

 

頑張れ。自分に負けるな。ってめちゃ言う。

限界を超えろ。みたいなことめっちゃ言う。

前に進み続けろ。ってめっちゃ言う。

諦めるな。ってめっちゃ言う。

 

私はそんな広告達を横目に「私これでも頑張ってるんですけど、まだ頑張んなきゃいけないんですか?」とか思っているわけです。

 

パーソナルトレーナーである私が…。

 

このままだと「なんじゃい体育会のくせにこの弱っケロめ。」となってしまうので、私がこう考える背景を説明しますね。

 

▼やたら限界を超えさせたがる人たち 

私の職場でもあるLes Millsというブランドは、ニュージーランド発祥で世界規模でグループレッスンをやっています。

私はグループレッスン教えてないんですけど、たまに参加者として入ってます。

 

いかにもガイコク〜って感じの
ジャンジャジャ!ジャン!ジャン!ブーン!バーン!ジャンジャジャ!
なイケイケなプログラムで、すごく人気なんです。

 

インストラクター達はいつも「ラスト1回だ!君にはできる!これさえやればあなたは堂々とスタジオを歩いて出ていける!うぉー!」みたいな感じで、すごくやる気を起こさせるようなこと言ってます。

f:id:fitfitnzlife:20190309074110p:plain

 

そのほかにも、世界中で流行っているクロスフィットも、インストラクターたちはいかに強くなれるか、限界のギリギリまで自分を追い込めるか、人間はどこまでできるのか、みたいなことを言っている。

 

でも、なんですべての人に限界を求めるのでしょうか。

 

それは、楽しく細く長く続けることを否定することに繋がるのではないでしょうか。

 

だから短期間の無理矢理ダイエットみたいなのが流行るのではないでしょうか。

 

プロやハードコアな人たちならいいんです。
アドレナリンがー!みたいなのを目的にやってるならいいんです。

 

でもそれを一般人に求めるのはちょっと違う気がする。

 

トレーニング以外にも人々にはやることがあり、色々なストレスも時には抱えながら、日々自分にできるだけのことをやって必死に生きていると思うんです。

パソコンがなかった時代と比べて断然と仕事のスピードも早くなり、こなす量が増えている現代。

アドレナリンとか、もう出切ってて疲弊してるんじゃないかと心配になる。

 

なんでもかんでも、そこまで頑張らなきゃいけないの?

 

クロスフィットは、限界を超えたことで発生する怪我が問題視されてます。めちゃくちゃ怪我人多いんです。無理するから。

 

フィットネスが好きで好きで好きでしかたないなら、没頭すればいい。

でも、そこまで好きでもない人たちが、運動不足の罪悪感や、周囲からの圧力や、痩せたい願望だけの為に無理矢理重たい腰を動かしている。

 

心と体がチグハグになっている。

 

▼限界超えなくていい

私が見る限り、無理の仕方は知ってるけど、適切な休みの取り方を知らないインストラクターやトレーナーが世の中にはあふれています。

 

自分は休みもしないのに健康を語れるかー?とか思っております。

休んでなんぼです。

 

限界を超えた先にあるのは、怪我と精神疾患です。

うまく休まなければ、体だけでなく心も疲弊します。

やりたくないのであれば、無理してやらなくていい。あなたはもう十分他のどこかで頑張っているはずだから。

 

運動不足なのであれば、他に自分に合ったやり方があるはず。
自分にあったペースもあるはず。

 

限界を超えなくても、細く長くでも体型は変えられるし健康も取り戻せます。

 

▼限界を超えずに結果を出す

私はパーソナルトレーニングの指導で、そういうところに気を使ってます。

この人にあったやり方やペースってなんだ?ってところに一番重きを置いている。

だからカウンセリングはその人の体よりもの方に重点を置いてやります。

 

トレーニング指導している時に、運動がそこまで好きじゃないクライアントが「これ嫌いだー」って言ったら別のトレーニングに置き換える。

 

「これじゃなくてもいいやつあるわい」って感じなので。押し付けても余計に嫌いになってしまうだけ。
野菜嫌いの口に野菜を押し込んでても何も解決しません。

 

私自身やりたくないトレーニングやらないし。
それでも腹は割れる。

 

応急処置としてトレーニングは置き換えますが、今後運動がより好きなものになるように、なるべくパーソナルセッションも楽しく全身動かせるものにしたり、自分の身体に関して理解を深めていけるように話をしていきます。ゆっくりと彼らのペースで。

 

一方で、運動好きでパーソナルセッションに夢中になってくれている人には、多少「嫌だー!」と言ってても背中を押してあげます。

限界も、近づきたがってる人にプッシュしてあげる。

 

仕事が忙しすぎて、とか、家の方がバタバタで、とか言ってる人には押しすぎない。そう言う人たちはそっちにエネルギーを割かないといけないので。

 

エネルギーには限りがある。

 

もう一度言いますが、限界を超えた先にあるのは怪我と精神疾患です。

 

無理せずでも長く続けられることが生活習慣改善のポイント。

きちんとした生活習慣してれば勝手に余分な脂肪は落ちます。

今のフィットネス業界は、パッと咲いてパッと散らせる勢い。
こんなんで長く続くんだろうか...。と思っているトレーナーなのでした。