生粋の体育会女子がニュージーランドに住む話

生粋の体育会系女子がニュージーランドに住む話

フィットネスの専門家が、ひたすら健康と全然関係ない人生話をするブログ。

生粋の体育会系女子が

ニュージーランドに住む話

〜どうせ国際恋愛とかもしちゃってんでしょ〜

仕事盛り28歳が考える「成功ってなんだ?」

広告

こんにちは、ニュージーランドでパーソナルトレーナーをしているmikikoです。

 

この間、オークランドのビバリーヒルズ的なところを散歩していて「この家に住む人たちって幸せなんだろうか」という疑問が頭をよぎりました。

 

それ以来ずっとこの「成功ってなんだ?幸せってなんだ?」という部分について考えを巡らせてモヤついていたので、今日は、そんな28歳の等身大の人生観について語らせてください。

 

▼成功の定義

人それぞれ「成功」の定義ってあるはずです。

年収1000万とか、家庭を持つとか、結婚するとか、いい会社に就職するとか、上司になるとか、経営者になるとか、いい車買うとか、いい家に住むとか、子供がいい大学行くとか、一等地に住むとか、日本一になるとか、世界一になるとか。

f:id:fitfitnzlife:20200726205334p:plain


 

夢や目標を持ってその「成功」を目指すでしょ。

そしたらいつの日か、夢が叶ってその「成功」を手にします。

めでたしめでたし。

そこで終わるんでしょうか。終わりません。

その最初の山を登り終える頃には、また新たな夢を見つけて、新しい「成功」を目指します。

 

ニュージーランドで生活してると
If you are comfortable, you are not growing.「のらりくらりな生活をしてるってことは、自分を成長させてないってことだ」
と言われるのです。

 

私もそんな言葉に背中を押されてこれまで突っ走って来たわけですが、ふと立ち止まって考えてみました。

 

本当にこれでいいのだろうか。

 

▼成功と責任

世間で言う「成功」している人たちや芸能人を見ていて思うことがあります。

 

いつも時間に追われていて、世間からの期待というプレッシャーに耐えていて、部下や後輩を支える責任にも耐え、家族を養うという責任も抱えていることもある。

 

よく疲れています。

でも、その疲れすらも人に見せないように頑張っている。

 

それでも彼ら彼女らは「やり甲斐を感じる」と笑顔でいいます。

夢の力はすごい。

 

大丈夫かなあと見守りながら、私は

「やり甲斐だけでどこまで進んでいけるのだろうか」
「たまにプツンと切れたりしないのだろうか」
「その底無しのエネルギーはどこから来るのだろうか」

と、尊敬と心配と混ざった気持ちを抱えながらそんなことを考えています。

 

努力で夢を叶え、名誉を築き、地位を築き、お金を稼ぎ、その稼いだお金で身体を労わるために自分にご褒美を買っている。

 

そんなサイクルが、みんなの夢見る「成功」なのだろうか。

 

そのサイクルの最後にあるご褒美も、以前は数万円のバッグだったものが、いつの日か数十万円のバッグじゃないとご褒美にならなくなるでしょう。

 

目標だった年収1000万円になるころには、自分が関わる周囲の人も、同程度かもしくはそれ以上稼ぐ人たちになりますね。そしたら自分はいつまで経っても平凡から抜け出せないのではないでしょうか。

 

今までの当たり前が、もうそれだけでは満足できない場所になる

 

夢を叶えたら次の夢が出てくる。

 

成功という概念に天井はあるのか。

 

▼小さな鉢で可憐に咲く

可能性は無限大。
人はいくらでも成長できる。
でも、伸び代を埋めることだけが成功なのでしょうか。

 

私が最近買ったシクラメンの花を摘みながら、こんなことを考えていました。

f:id:fitfitnzlife:20200726135712j:plain

 

私、太陽を浴びて成長しようとするシクラメンを、大きくなりすぎないように摘んでいるんです。

小さな鉢植えで綺麗に咲くように。

 

今よりもっと成長できる能力があると知りつつ、でもあえて小さな鉢植えに押さえ込んでいる。きっと、もっと大きな鉢植えに植えればもっと成長できます。でも私が欲しいのは、小さな鉢植えで綺麗に咲いてもらうこと。それでもハッピーになれるんです。

 

ゴミ箱に捨てたシクラメンの花や葉を見ながら、「前へ前へ成長すればいいってもんじゃないのでは」と考えることができた。これは私なりの大人の階段だった。

 

地平線まで続く花畑になるまで大きく育てなくたって、小さな鉢植えで可憐に咲くこともまた成功だと思う。

f:id:fitfitnzlife:20200726205326p:plain

常に成長を求められるような環境にいて鈍ってしまった感覚ですが、大きく前進し続けることよりも、いつ止まればいいのかを知っていることの方が現代の社会では結構大事な技術なのではないでしょうか。

 

「前に進まない」と「成長を止める」は異なるはずなのです。

 

▼ねえ、まだ満足してないの?

「mikikoって何やってもできるよな」

昔から友人たちに言われてきた。

 

 

勉強もスポーツもできた私は、周囲にこんなことを言われても「まだ足りない」「私よりできる人いるし」と思い続けてきた。人からは努力家だったり向上心の塊だと言われてきた。

 

でも今になって「ねえ、私、まだ満足してないの?」と思う時がある。

 

私はきっと、あのビバリーヒルズの家に住んだところできっと満足しないタイプの人間だ。

向上心の塊なんじゃなくて、止まり方を知らないだけなのかもしれない。

 

勢いがついて楽しいから走っているうちはまだいいかもしれないけれど、止まりたいのに止まれなくなって脚が壊れるまで走らなければいけないのは避けなければ。

f:id:fitfitnzlife:20200726205318p:plain

 

 

▼成功ってなんだ?

成功ってとても曖昧な概念ですよね。そして流動的。

今日考えてる成功って、きっと5年後には覆ってるもん。

 

ニュージーランド版ビバリーヒルズの家々を見ながら、私の「成功」がどこにあるかを考えています。

 

Do you think you are successful?「自分が成功していると思う?」

Are you happy?「幸せ?」

 

この2つがクロスするところを探している。

まだ答えは出ていません。

 

答えは出ていないけど、以前まで抱えていた「前へ進まねば!」が無くなって肩の力が抜けたような気がします。

 

そして今日も、小鉢に咲くシクラメンを摘むのでした。

f:id:fitfitnzlife:20200726205345p:plain